人種多様性提唱者のヴェルナ・マイヤーズ(Vernā Myers)さんは、私たちが「よそ者」に抱く無意識下の態度に注意深く目を向け、こう懇願します。「あなたの持つ偏見を知って下さい。そして逃げ腰になるのではなく、偏見の対象のグループや人種に歩み寄って行って下さい。」この重要なトークで、彼女は、コミカルに熱く、どうすれば良いのかを紹介します。
500万人が実施した「自覚のない偏見」を測定する潜在意識の連想テストでは、私たちのスタンダードは、白人ということが明らかになっています。
私たちは白人が好きなのです。脳が無意識に連想するというこの事実に対し、私たちはどうするべきでしょうか?
偏見とは、私たちが人々を知る前に創り上げてしまう物語です。「彼らに気をつけて」「できるだけ避けるように」と言われて育った私たちは、どうやって彼らを知ることが出来るでしょう?
偏見が無くならず、世代を超えて伝わるのは何故だろうって思いますか?
最後に「多くの素晴らしい黒人男性たち、最も素晴らしい政治家だったり、勇敢な兵士だったり、働き者の労働者達だったり、力強い宣教師達です。彼らは才能ある科学者、芸術家、作家達だったり、ダイナミックなコメディアンだったり、愛情深いおじいさんだったり、心優しい息子だったり、彼らは力強い父親であったり、それぞれの夢を持った若者達だったりするのです。」素晴らしいTED Talkです。
マイヤーズ氏は「人種の偏見」を述べていますが、民族、性別、LGBT、出自(しゅつじ)や疫病、職業、宗教、難民、ホームレスなど、いたるところに偏見があります。彼女の提案は「自分とは違った人」に応用できる考え方です。
- Subtitles and Transcript(日本語字幕を読む)
- TED Speaker: Vernā Myers(Diversity advocate)