ネリカ(NERICA, New Rice for Africa)は、アフリカの食糧事情を改善することを目的に開発されたイネ品種の総称です。アジアイネを母親として、アフリカイネの花粉を掛け合わせた種間雑種から育成され、アジアイネの高収量性と、アフリカイネの耐乾燥性・耐病虫性などを併せ持っています。
アフリカ稲センターは、イネの品種開発・普及を行う国際研究機関です。
アフリカの貧困の緩和と食糧安全保障の貢献を行うことを目的として設立され、2008年時点では21カ国構成となっており、更に加盟国が増える予定です。
発展途上国の抱える貧困と食糧問題、水や環境、医療、教育、経済は先進国と繋がっています。
JICAのサイトに「日本・途上国相互依存度調査(pdf/2009年)」が掲載されています。興味深い調査とデータです。
2009年にNewsweek誌が選ぶ「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた農業専門家 坪井達史(大分県出身)さんに池上彰さんがインタビューしている動画(YouTube)があります。
- 池上彰と考える!ビジネスパーソンの「国際貢献」入門 おコメがアフリカを救う!「食料の問題」ゲスト:ウガンダ在住 JICA専門家 坪井 達史 氏(国立国会図書館/JICA)
- アフリカの飢餓を救う ネリカ米 – 国連開発計画(UNDP)(pdf / kokai.jp)