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ウクライナの赤いコートの女の子(The girl in a red coat for Ukraine)

映画シンドラーのリスト(Schindler’s List)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年の米国映画。日本での公開は1994年2月でした。この名作映画で印象的な幼女を演じた女性が、いまポーランドでウクライナからの難民を助けています。3歳で「赤いコートの少女」に扮したポーランドのクラクフ出身オリビア・ダブロフスカ(Oliwia Dąbrowska)さんです。

The Girl in Red – Schindler’s List (3/9) Movie CLIP (1993) HD / Movieclips

映画シンドラーのリストは全編がモノクロで撮られていますが、ダブロフスカさんの演じた少女のコートだけが鮮烈な赤い色を放っています。この少女は、虐殺されたユダヤ人が罪のない存在だったことの象徴でした。映画では、リーアム・ニーソン演じるオスカー・シンドラーが1943年のクラクフで、群衆に紛れて歩く赤いコートの少女を見掛けます。しかし後に、荷車に乗せられた彼女の遺体を発見します。恐怖と怒りに駆られたシンドラーは、強制収容所から救うことができそうな人々のリストを作成。結果として1,200人以上のユダヤ人をホロコーストから救ったことで知られています。

ダブロフスカさんは「少女は希望の象徴だった。もう一度、彼女をそうする」。映画のスチール写真と共に、インスタグラムに投稿。また、ポーランド国境に到着した難民を援助するボランティアグループを率いており、その活動内容もインスタグラムでフォロワーに伝えています。また、クラウドファンディング(zrzutka.pl)で支援を呼びかけています。

ダブロフスカさんは2013年のインタビューで、この映画への出演が自分に与えた影響について語っています。完成した映画を見たときには「ゾッとした。……ものすごく恐ろしかった。あまり理解できなかったけど、もう二度と見たくないと思った」と語っています。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ロシア軍の侵攻以来、ウクライナでは1,000万人以上が住む家を追われ、過去数十年で最大規模の人道危機が進行しています。隣国ポーランドには284万人以上(4/20現在)のウクライナ人が避難。ダブロフスカさんは、彼らに希望を届けるという難役に挑み続けています。

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