2014年10月21日、Magic Leap, Inc. の Rony Abovitz(CEO)は、5億4,200万ドルの資金を調達したことを発表していました。
6月2日、MIT Technology Reviewの開催する EmTech Digitalカンファレンスのステージに登壇し、どのようにそれを実現するかを発表しました。Magic Leapは開発プラットフォームを近いうちにローンチする予定です。Websiteに新設された開発者ページからSDKの利用の申し込みを受け付けています。Magic Leapのプラットフォームは、Unity(ゲームエンジン)とUnrealに対応しているようです。
もう一つの重大発表は、調達した累計5億9200万ドルの資金のいくらかで、30万平方フィート(およそ2万7870平方メートル)に及ぶ、初の製造施設をフロリダに建設するということです。そこでは「photonic lightfield chip (フォトニック明視野チップ)」を製造、目の前のスクリーンに映像を投影するのではなく、直接目に投影する方式で拡張現実を体験できるヘッドセットに埋め込まれます。
- EmTech Digital: Magic Leap Plans to Open Its Virtual World to Developers(6/2 technologyreview.com)
- Magic Leap, Inc.(Website)
このYouTube動画(03/19公開)で拡張現実のテクノロジーで、ユーザーが実際に勤務しているオフィス内で自分の目線でプレイできるファーストパーソン・シューティングゲームができることを見せています。
- Magic Leapが拡張現実の開発プラットフォームを発表(TechCrunch Japan)
- 謎の新興企業 Magic Leap が5億4200万ドルを調達(Nobuyuki Kokai)