第5回目となる大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2012」が7月29日から開催されます。越後妻有(つまり)は、新潟県十日町市と津南町からなる、自然と人間が共に暮らす「里山」が今も残る地域です。
- 大地の芸術祭(公式サイト)
十日町市の山間に小さな鉢(はち)と呼ばれる集落があります。
この鉢の真田小学校(2005年廃校/とおかまちpdf)が、2009年7月26日に空間絵本の美術館として生まれ変っています。
- 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館(Wikipedia)
- 田島征三さんの公式サイト(1/1, 2019/web.archive.org)
絵本作家の田島征三さんが、長年思い描いてきた空間絵本です。
タイトルは「学校はカラッポにならない」です。
校舎中に配したオブジェは、流木や木の実などの自然物に絵具を塗ったものが、立体的に配されて絵本の中に入り込む感覚になるようです。
夢を食べる想像のオバケや、130年の長い歴史をもつ小学校に住んでいるユウレイ達まで浮遊する、面白い美術館になっているようです。
私にとって、新潟県十日町市の「鉢」は地名(住所)は知っていて、想像できても行ったことがないので実際の映像イメージが浮かばないところです。
十日町市の鉢集落にある田島征三さんの空間絵本美術館に惹かれる所以かもしれません(^^)