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超巨大輸送機「アントノフ An-225ムリーヤ」

アントノフ An-225ムリーヤは元々ソ連版スペースシャトル「ブラン」を輸送するために設計された超重量級の輸送機です。機体と貨物をあわせた最大離陸重量は実に600トン。1988年に初飛行した際には、同時に106の世界記録を破ったというザ・巨人機です。スゴイですね。
<追記:2022年2月27日>
ウクライナ政府は公式Twitterで、アントノフ国際空港の戦いで、An-225「ムリーヤ」が、ロシア軍によって破壊されたと投稿しました。

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An-225「ムリーヤ」

今回ムリーヤをチャーターしたエアーパートナーズ社によると、フランスから震災の支援物資145トンを運ぶため、成田空港に飛来するということです。

ムリーヤを所有するアントノフ(antonov.com)の広報担当者は「我々アントノフと日本はビジネスを通じて深い関係にある。皆さんの、被災された方への心痛を我々も共有したい。An-225は復興にきっと役立つだろう」とコメントしているそうです。

ウクライナでは、ウクライナ語で「夢」(睡眠中にみる方でなく、希望等を意味する方の「夢」)を意味するムリーヤ(Мрія)の愛称で親しまれています。一方、NATOコードネームはコサック(Cossack)です。

2機が製造されていましたが、1機しか完成しなかったため、2010年現在では世界に1機しか存在しません。日本にはハイチ大地震復興支援で使用する重機類100t以上を輸送する目的で、防衛省がチャーターし2010年2月9日に成田空港に初飛来しています。

YouTubeは「Antonov An225 Mriya landing in England 4K video Антонов Ан-225 Мрия посадка в Англии」です。

2022年ロシアのウクライナ侵攻で、ウクライ政府がロシア軍の攻撃により「アントノフ An-225ムリーヤ」が破壊されたと発表しています。(2/27, 2022)

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