2024年1月14日に再び噴火しました。昨年12月18日の夜、スンドゥヌーカギガル(Sundhnúkagígar)で火山の噴火が始まりました。アイスランドで、マグマの活動が活発になって噴火のおそれが高まっているとして、南西部のグリンダヴィークでは、4,000人近い住民が避難するなど、警戒が高まっていました。噴火に備えて近くの地熱発電所では、溶岩流を防ぐための壁の建設が進められていたほか、毎年70万人以上が訪れる観光名所の温泉施設ブルーラグーン(Blue Lagoon)も営業を見合わせしています。<5/30 Temporary closure:下記>
- アイスランド(Google検索)
- グリンダヴィーク(Grindavík)(公式サイト)
- Eruption on Reykjanes Peninsula – LIVE(ストリームは削除されました)
現地にあるテレビ、ラジオ番組会社(ruv.is)
LIVE: Iceland Volcanic Eruption Coverage (Multi-cam)
- レイキャネス半島の火山活動(mbl.is) 現地ニュースサイト
アイスランドの気象当局によると、2023年10月下旬から、南西部でマグマの活動が活発になっていました。アイスランドでは、2010年に起きた火山の大規模な噴火によって火山灰が欧州上空の広い範囲に広がり、各地の空港で合わせて10万便以上が欠航しましたが、地元の専門家は、今回はそこまでの爆発的な噴火になる可能性は低いという見方も示しています。
アイスランドのレイキャネス半島では2021年、800年ぶりに噴火が始まりましたが、2023年11月に入って地面に亀裂が入るなど、その被害が拡大していました。
- 道路に亀裂、住民は避難 アイスランドで火山活動が活発化(11/17 BBC News Japan)
- Blue Lagoon(Website) 露天温泉としては世界最大です。
- Reopening announcement(5/30更新) 一時閉鎖