1月30日、市民の立場から優れた報道を表彰する団体メディア・アンビシャス(代表・上田文雄前札幌市長)の2023年アンビシャス大賞が発表され、活字部門の大賞に東京新聞(中日新聞東京本社)特別報道部の木原育子記者によるアイヌ民族差別問題に関する報道が選ばれました。一連の報道は歴史的背景に触れつつ、アイヌ民族の遺骨返還問題が解決されていない実態や、先住民の権利問題に切り込んだ内容です。また、「アイヌ民族の商業利用」に関する無自覚な差別についても問い、「難しいテーマを得意とする特報部ならではの視点だ」と評価されました。
- 2023年メディア・アンビシャス大賞を決定(1/31 メディア・アンビシャス)
- 中日新聞東京本社・特報部記者にメディア・アンビシャス大賞 アイヌ民族差別巡る報道(1/31 中日新聞)
2023年アンビシャス大賞(活字部門)は、東京新聞が掲載した一連のアイヌ民族レポート(東京新聞特報部 2023年5月14日以降)が受賞しています。以下の記事リンクからご覧ください。(もれがあれば連絡をお願いします)
- 持ち去られたアイヌの遺骨が子孫に返還されない 「一刻も早く土に」を阻む背景とは(5/14 東京新聞)
- 杉田水脈議員に「人権侵犯」の認識はあるのか? 繰り返す弱者への蔑み 自民党が責任問わないのはなぜ(9/26 東京新聞)
- 強制移住→疫病で400人犠牲…杉田水脈氏が人権侵害したアイヌ 悲しい歴史は本当に共有されているのか(10/22 東京新聞)
- 杉田水脈氏「私は差別をしていない」新たな動画が波紋 かばう岸田首相 差別発言は法的に止められないの?(11/3 東京新聞)
- 杉田水脈氏が謝罪したくなかった「アイヌ政策検討市民会議」とは 「政策全体を問うてきた。名指しに驚いた」(11/15 東京新聞)
- 「盗ったものは謝って返して」アイヌ民族が求める遺骨返還 「慰霊施設」に集めて移管じゃ浮かばれない(11/26 東京新聞)
- 万博が抱える黒歴史「人間動物園」…120年前の大阪で起きた「事件」と2025年大阪万博の相似形とは(12/17 東京新聞)
ウポポイとこの国立アイヌ民族博物館は、国がアイヌ民族の文化振興を支援するために設立したナショナルセンターです。アイヌ民族が受け継いできた文化には、美しいデザイン、心地よい音の響きがあり、さらにその奥に、伝統の技術や知識があります。このバーチャル博物館で家にいながらアイヌ文化の奥深さを体験してみませんか? きっとたくさんの新しい発見がありますよ。ぜひアイヌ民族の歴史と文化に興味を持っていただき、この日本最北の国立博物館に来てみて下さい。(国立アイヌ民族博物館館長 佐々木史郎)
- バーチャル国立アイヌ博物館(Website) 日本語/English/中文/한국어
バーチャル国立アイヌ博物館には3つの「おすすめ見学コース」があります。また、3Dモデル展示一覧があり、展示物を選択して3D表示します。
最高のVR体験を得るには、Meta Quest 3、Meta Quest 2、Meta Quest Pro、または Meta Questをお勧めします。WebXR標準をサポートする他のヘッドセットも機能する可能性があります。
- Exploring Matterport Spaces in VR(1/18 matterport.com)