アフリカ生まれのスーパーヒーロー達が注目を浴びています。
架空の国の王女になる X-メンのストームのようなアメコミヒーローとは違い、ナイジェリアの漫画スタジオ、コミック・リパブリック(Comic Republic)が生み出すヒーローたちは、生まれも育ちも戦う場所もアフリカ大陸です。
コミック・リパブリック(Comic Republic)社を創業したジャイディ・マーティンズ(Jide Martins)さん(37)は、大学生のときに「スーパーマンがナイジェリアに来たらどうなるだろうと考え始めた」と語り、首都ラゴス(Lagos)の自宅アパートの一室で、アイアンマンやバットマン、スパイダーマンに並ぶ、アフリカ発のスーパーヒーロー達を製作しています。
マーティンズさんは「人々は規範から外れた、新しいあこがれの存在を探している」「白人でなくても世界は救える」と言います。
アフリカ大陸に根付くブードゥーやオカルト信仰の伝統を取り込んだ、地元発のスーパーヒーロー産業が急成長を遂げています。
コミック・リパブリックは、数少ないスタートアップ企業の一つですが、「ゼウスなど、ギリシャの神々は知られているが、ヨルバの雷神シャンゴ(Shango)のことは誰も知らないでしょう」と、23歳のイラストレーターは語ります。
- 白人でなくても世界は救える ─ アフリカでヒーロー漫画文化が開花(AFPBB News)
- New comic books feature African superheroes | DW News(YouTube)
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