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オバマ大統領が銃乱射事件とテロの脅威を演説

オバマ米大統領は、米東部時間の6日午後8時(日本時間7日午前10時)、ホワイトハウスの大統領執務室から異例のテレビ演説を行ない、カリフォルニア州で起きた銃乱射事件の捜査状況や、テロの脅威全般について演説します。

オバマ大統領はまず、連邦捜査局(FBI)が「テロ行為」として捜査している銃乱射事件について、最新の情報を示します。

The White House Website
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アーネスト報道官によれば、大統領はさらにテロの脅威全般についても説明。脅威の本質や現在に至るまでの経緯、掃討作戦の方針などを語ります。

過激派組織「イスラム国(ISIS)」を撲滅するとの固い決意を改めて表明し、「暴力を使って破壊的なイデオロギーを広めようとするテロ集団に打ち勝つために、米国は正義と平等、自由を誓う価値観を駆使する必要がある」と訴える見通しです。

大統領は、5日のラジオ演説で銃規制の強化に言及し、旅客機の搭乗禁止名簿に記載されるような危険人物でも銃を購入できるという現状は「正気のさたではない」と厳しく批判しています。

米ニューヨーク・タイムズ紙は5日付の一面に、銃規制の必要性を強く訴える社説を掲載しました。銃の蔓延(まんえん)を「国家の恥」だとし、国民と政治家に議論を促す内容で、一面に社説を掲載するのは95年ぶりだということです。

銃規制に及び腰な政治家らにも苦言を呈し「兵器産業のカネと政治力を、国民を守ることより優先させている政治指導者」にもっと注意と怒りを向けるべきだと訴えています。

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