WIRED(ワイアード)で展開する「Tech Support」は、世の中の様々な分野におけるエキスパートに、その分野の質問をぶつけ、なかなか聞くことのできない回答をお届けするビデオシリーズです。VPNサービスプロバイダーが選定する「サイバーセキュリティ業界で活躍する世界の女性リーダー50名」の1人にも選ばれたホワイトハッカーの青山桃子氏が質問に答えます。また、映画「ターミネーター」「アバター」など、不朽の名作映画を生み出したジェームズ・キャメロン監督が「SF映画」についての質問に答えます(^^)
- Tech Support(Wired.jp)
- サイバーセキュリティ業界で活躍!世界の女性リーダー50名(4/11 Nozomi Nishimura / NordVPN)
日立ソリューションズのセキュリティ精鋭チームの一員として活躍している青山桃子氏が以下の質問に答えます。
1.映画みたいにリアルタイムでハッカーとやり合うことってある?
2.ハッカー、クラッカー、ホワイトハッカーの違いは?
3.クラッカーとのイタチごっこは、この先も続く?
4.一般のネット利用者が、日常的に必ずすべきことは?
5.社員のセキュリティ意識を高める方法は?
6.おすすめのパスワードの管理方法は?
7.サイバーセキュリティで防衛側が優位に立てる点は?
8.ダークウェブは存在する?
8.何をどう勉強したらホワイトハッカーになれる?
キャメロン氏は「ターミネーター」の脚本で映画会社から注目を浴び、「エイリアン2」と「ランボー/怒りの脱出」の脚本も依頼されます。1984年公開の「ターミネーター」を自ら監督し、世界中でヒットを記録したことで一躍その存在を知られることになります。続く「エイリアン2」も大成功を収めています。
最初の質問が、「なぜ、SFは最も悲劇的なジャンルなのか?」 次に「SF映画に必ず登場するトラクタービーム(Tractor beam)とは?」という質問です。
人工知能(AI)の未来像として映画「ターミネーター」に登場するスカイネットについての質問と、キャメロン氏の回答は興味深いです。
「なぜ、SF映画はオスカーを逃すの?」という質問に対しては、個人的に当時の究極のSF映画「スターウォーズ」が「アニー・ホール」にオスカー(1977年)で敗れたのです。かわいらしい恋物語にです。”冗談だろうと!” SFは人間味が足りないと思われる風潮があります。”生身の人間じゃない”と。上質なドラマを見せるSFもあります。しかし主要部門ではなく技術賞どまりです。キャメロン氏は、映画という創作では何より観客とのつながりが重要であり、他のジャンル同様にSFでも可能なのに見落とされていると解説しています。
最後の質問は、「時間旅行は筋が通らない」というものです(^^) キャメロン氏が映画として面白くあるためには・・・。
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