米国のセキュリティー企業Norse社が、「40カ国以上に存在する多数のダークネットから発する脅威の最新情報を、随時、収集して分析。表示している攻撃は、Norse社のハニーポットに対する最新のトラフィック流入の一部に基づいており、常習犯による世界のサイバー攻撃の実態を表しています。いま、どの国が、どの国を、どの攻撃方法で標的にしているのか、ひと目でわかる」と説明しています。
地球を意識したカスペルスキー(Kaspersky)社が公開しているマップもあります。こちらでは、世界中にいる6,000万ユーザーへの攻撃がリアルタイムで表示されるそうです。
情報通信研究機構(NICT)は、NICTERの大規模ダークネット観測網によって観測された通信(ダークネットトラフィック)の一部をリアルタイムに視覚化しています。下記は世界地図上でアニメーションで表示する「Atlas」です。
- 外から内からのサイバー攻撃を見える化、情報通信研究機構の取り組み(ITmedia)
サイバー攻撃の動きは、把握しにくいものです。その可視化と情報公開は極めて重要だと思います。「我が国のサイバーセキュリティ戦略/NISC」の一読をお薦めします。
- 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)(首相官邸)
- 我が国のサイバーセキュリティ戦略(10/31, 2014 NISC / pdf)
- Google、デジタルアタックマップ(DDoS攻撃)を公開(10/2013 Nobuyuki Kokai)
- サイバー攻撃関連ニュース(Googleニュース検索)