7月3日、ドイツの自動車大手ダイムラーは、世界初の自動運転トラックとなる「Future Truck 2025」のデモ走行を行っています。
試作車では無人運転は不可能で、運転手がトラックに乗る必要がありますが、車内で伝票整理や今後の予定の確認などの事務作業ができます。
運転手が車内で休むことも可能で、長距離・長時間運転の負担軽減にもなります。
試作車には250m先の道路状況を感知できるセンサーが付いているほか、従来車に搭載されている技術もフル活用しており、自動ブレーキ・電子安定制御・車線逸脱警報システムが車内のセンサーとネットワークで結ばれています。
2025年までに量産を始める予定ですが、効率的な運転と運転者に優しい自動運転技術は産業利用に移りつつあります。
人口減少、少子高齢化が進む日本こそ早期に実用化すべきと思います。
- Global Video Service(HD/SD 7本の詳細ビデオあり)
- World premiere: Daimler Trucks presents the truck of the future – the self-driving Mercedes-Benz Future Truck 2025(Jul 03, 2014 Press Release)
- ダイムラー、自動運転トラックを披露(日本版WSJ)