エドゥアルド・ウスペンスキー(ロシア語: Эдуард Успенский, Eduard Uspensky 、1937年12月 – 2018年8月14日)氏は、ソビエト連邦ロシア共和国出身の児童文学作家で「チェブラーシカ」シリーズの原作者として知られます。8月14日、モスクワ郊外の自宅でガンのため80歳で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
チェブラーシカは、シリーズもの絵本「ワニのゲーナ」(ru:Крокодил Гена)に登場するキャラクターです。
シリーズの本来の主人公は、友人である「ワニのゲーナ(Gena the Crocodile)」でしたが、その人気からチェブラーシカが実質的な主人公となっています。ロシア語で「ばったり倒れ屋さん」という意味があります。
1969年からロマン・カチャーノフ監督により人形アニメで映画化され、日本にも紹介されました。
2009年に日本でテレビアニメ化され、2010年には約6年近い歳月をかけた完全新作の人形アニメ映画が完成、日本公開(2010年版人形アニメ)されています。
チェブラーシカとワニのゲーナは、ロシアのジョーク(アネクドート)に登場する定番のキャラクターともなっています。
また、輸送機アントノフAn-72・An-74は、翼の上にエンジンがあって正面から見るとチェブラーシカの顔に似て見えるため、チェブラーシカの愛称で呼ばれています。
さらにチェブラーシカの名前は、スポーツカー、電気機関車、レモネードから、測地学における測地法の一種にまで様々に用いられ、チェブラーシカは2004年のアテネオリンピック以降ロシア選手団の公式キャラクターにもなっていました。
- Krokodil Gena (1969)(IMDb) Ratings: 8.0
- Cheburashka (1972)(IMDb) Ratings: 8.0