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ディマシオ美術館の敷地内に3Dプリントのグランピング施設

北海道新冠町にある「太陽の森ディマシオ美術館」の敷地内にグランピング施設3棟が7月28日にオープンしています。デザイン性の高い宿泊施設を国内初のコンクリート3Dプリンタ(C3DP)で印刷しました。この「GLAMPING VILLAGE 〜紅葉の里〜」を、栗山町在住の電子音楽ユニット「木箱」を中心に、歌手や楽曲制作の活動をしているSAyA(サヤ)さんが紹介しています。

「自然との共生」をテーマにした「nitay」(ニタイ)/ AIZAWA Group.

ディマシオ氏の世界観を通常の建築手法では表現しきれないとして、自由な造形が可能な私たちのC3DPに白羽の矢が立ち、コンセプトをめぐる対話を通じて、デザインの擦り合わせ、テストプリントを何度も繰り返した結果、美術館にふさわしい意匠性に優れ、耐久性も高い建築が可能になると判断したそうです。

北海道日高の雄大な山脈とサラブレッドの牧場に囲まれた大自然の中に位置するディマシオ美術館のグランピングのコンセプトは「自然・宇宙・アートとの共生」です。元々は5棟だった計画のうち3棟の建設を先行させることになったそうです。

「宇宙との共生」をテーマにした「sinta」(シンタ)/ AIZAWA Group.

SAyAさんは、ディマシオ美術館の下記紹介動画にナレーター(声優 !?)として参加しています。「ディマシオさんの不思議な世界観が表現された特殊な動画となっておりますので、是非、ご覧いただけると嬉しいです」と言っています(^^)

ディマシオ幻想絵画の魅力


會澤高圧コンクリートのC3DPは、2018年にオランダのCyBe Constructionと技術提携したことから始まり、これまでウポポイ(民族共生象徴空間)の外構ベンチの納入や公衆トイレの印刷、PC建築と組み合わせた立体レリーフなどの造形を手掛けてきましたが、宿泊を伴う住空間を印刷したのは今回が初めてだったそうです。

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