6月14日、米国の首都ワシントンD.C.では、米陸軍創設250年を記念した軍事パレードが行われました。ワシントンでの軍事パレードの開催は34年ぶりです。当日はトランプ大統領の誕生日でもあり、米軍の「政治利用」「私物化」との批判が高まっています。同日に反トランプの「No Kings」抗議集会に少なくても500万人が参加しています。参加した学生は、「北朝鮮の軍事パレード」と同様のプロパガンダと非難しています。
- 2025 No Kings protests(en:Wikipedia)
- Photos of anti-Trump ‘No Kings’ demonstrations across the US(6/15 AP)

全米各地で行われたノー・キングス(No Kings)デモ参加者は、ドナルド・トランプ大統領に抗議するため全米各地の公園や広場に集まりました。集会は、都市、町、コミュニティスペースなど、主催者(No Kings)は、全米の約2,100か所以上で開催され、少なくても500万人が参加したと発表しています。


米アトランタ在住の18歳のラヴォラ・ヴィンセントさんは、反トランプデモに参加して熱烈に語っています。トランプ大統領の誕生日に行われた米国陸軍の軍事パレードを「北朝鮮式のプロパガンダ」と非難しています。

不正義に抗議するラヴォラさんは、建国の歴史は抑圧の上に築かれたと述べ、議会が声を上げない時には自ら声を上げると誓います。「怒っていないなら、耳を傾けていないのと同じ」と彼女は断言します。
全米2,000以上の都市や町で、何百万人もの人々が民主主義を守り、権威主義の行き過ぎを拒絶し、地域社会のために立ち上がっています。彼らは裁判所を無視し、米国人を国外追放し、街から人々を失踪させ、公民権を侵害し、公共サービスを削減しました。王座も、王冠も、王もなし!フィラデルフィアの主要集会の様子です。
写真で見る全米のノー・キング(No Kings)抗議活動です。
- In pictures: The nationwide ‘No Kings’ protests(6/14 CNN US)