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トランプ大統領は令和初の国賓、両陛下と会見

5月27日、国賓として来日した米国のトランプ大統領夫妻の歓迎式典が皇居で行われました。大統領専用車で皇居 宮殿に到着し、出迎えた天皇皇后両陛下が、にこやかに握手をして英語であいさつを交わされました。米国の大統領が国賓として来日するのは5年ぶりで、両陛下がトランプ大統領と会われたのは初めてです。

  • トランプ大統領夫妻歓迎式典と両陛下との会見の行事(NHK News)
Trump meets Japan’s Emperor Naruhito / AFP

両国の国歌が演奏されたあと、トランプ大統領が陸上自衛隊の儀仗隊の栄誉礼を受け、整列した隊員を巡閲しました。式典では日本の小学生や米国大使館員らも両国の小旗を振って大統領夫妻を歓迎しました。

宮殿の「竹の間」では、天皇陛下が「きのうは相撲をご覧になられましたが、いかがでしたか」と尋ねられると、大統領は「大変力強くすばらしいものでした。大統領杯を優勝力士に渡すことができ、大変良かったと思います」と話したということです。

懇談は天皇陛下は英語を交え、皇后さまはすべて英語で臨まれ、15分余りにわたり非常に和やかな雰囲気で進んだということです。

両陛下と大統領夫妻の間で贈り物の交換が行われ、大統領夫妻から天皇陛下には80年以上前に米国で作られた年代物のビオラが贈られました。また、皇后さまには卒業されたハーバード大学の構内で育った木でできた万年筆などが贈られ、両陛下はうれしそうな表情を浮かべられていたということです。

CNNテレビの大統領に同行している記者は、トランプ大統領夫妻と天皇皇后両陛下が通訳を交えずに会話されていたことに触れ、「天皇陛下はオックスフォード大学に留学し、皇后雅子さまは10代の頃をマサチューセッツで過ごしてハーバード大学を卒業したので、2人とも英語を話すことができる」と解説していました。

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