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Donald Trump 2011_Stormy Daniels 2010

トランプ氏裁判、全34件の罪状すべてで有罪評決

5月30日、米国のトランプ前大統領が不倫の口止め料(ストーミー・ダニエルズとドナルド・トランプのスキャンダル)をめぐって、帳簿などの業務記録を改ざんした罪に問われている裁判で、ニューヨーク州の裁判所の陪審員は2日間の審議を重ね、全34件の罪状すべてで有罪の評決を下しました。米国の大統領経験者が刑事事件で有罪となるのは史上初めてです。有罪評決を受け、7月11日に判事が量刑を言い渡します。

Donald Trump 2011_Stormy Daniels 2010
ストーミー・ダニエルズ氏(2010年)とドナルド・トランプ氏 (2011年)/ Wikipedia

下記動画(日テレNEWS)は、米国の大統領経験者として史上初めて刑事責任を問われている、トランプ前大統領の不倫の口止め料をめぐる裁判で、陪審員は全34件の罪状すべてで有罪の評決を出しました。米ニューヨーク裁判所からの中継です。

トランプ前大統領は有罪の評決が出たあと法廷の外で記者団に対し、「これは不正で恥ずべき裁判だ。本当の評決は、大統領選挙の投票日の11月5日に国民によって下される」と述べて不当な評決だと主張しました。

その上で、「私は無実だ。私たちの国では今、不正が行われている。これはバイデン政権が政敵を傷つけるためにやったことだ」と述べて、バイデン政権が政治的な意図を持って司法を利用したという主張を繰り返しました。

バイデン大統領は1年以上にわたり、2024年の大統領選挙を自身の4年間の在任期間に対する国民投票ではなく、中絶の権利、民主主義、法の支配を損なったドナルド・トランプ氏を大統領に復帰させたいかどうかを問う国民投票にしようと努めてきました。

木曜日に行われた口止め料裁判でトランプ氏が34件すべての罪状で有罪判決を受けたことで、バイデン陣営は選挙戦を新たな形で捉えることになりました。それは、有罪判決を受けた重罪犯とそうでない人物の厳しい選択だとしています。

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