サイバーセキュリティの専門家ケレン・エラザリ(Keren Elazari)さんは、こう主張します。ハッカーの素晴らしさは、「私たちが進歩し改善するように、彼らが仕向けている点である」と指摘します。確かに悪いハッカーもいますが、政府の不正と戦い、私達の権利を擁護するハッカーもたくさんいるのです。
彼らは弱点を暴くことで、ネットをより強固で健康的なものにしています。そしてより良い世界を作り出すために、自分達の能力を発揮しているのです。
彼女はイスラエルのテルアビブ出身です。
父親の影響で幼い頃から情報機器に囲まれ、14歳で「ハッカーになろう」と決めて、サイトの脆弱ぜいじゃく性(欠陥)を探し、不正侵入を試みた時期もあるそうです。
1995年の映画:サイバーネット(原題:Hackers)のアンジェリーナ・ジョリーに憧れ、彼女を目指してハッカー専用のチャットルームや掲示板に入り浸るようになったと語ります。(予告編は下記のYouTube)
- TED Speaker: Keren Elazari(Cybersecurity expert)
- ケレン・エラザリ: ハッカー、インターネットの免疫系(日本語字幕を読む)
- KEREN E.\(k3r3n3.com)
- Keren E @k3r3n3(Twitter)
- もはや他人事ではない:2015年からの、IoT時代のサイバー・セキュリティ(Wired.jp)情報セキュリティ国際会議「CODE BLUE」から