コンテンツへスキップ

世界が注目する電子国家、バルトの小国「エストニア」の挑戦

世界遺産に登録されている「タリン歴史地区」のある美しい街タリン(Tallinn)。このエストニアの首都には現在、次々と高層ビルが建てられています。
人口約134万人の小国エストニアが、情報技術(IT)で欧州での存在感を増しています。

Alexander Nevsky Cathedral in Tallinn / Wikipedia

同国は「eストニア(e-Estonia)」と呼ばれるほどネット環境が整備されています。

街角に無料の無線LANポイントが設置され、駐車違反の罰金の支払いから選挙の投票まで、ネットを通じて行われるのが一般的になってきています。

また、インターネット・セキュリティは、現在ヨーロッパでもトップレベルです。政府の積極姿勢がIT技術者や企業を引きつけ、ネット電話サービス「スカイプ」などの開発拠点ともなっています。

首都タリンには今年3月、欧州連合(EU)のIT関連組織の本部が置かれ、「バルト海のシリコンバレー」としての地位を築いています。

エストニア政府の閣議は、各大臣の前に置かれたノートバソコンで進められ、紙は一切使われないとのことです。2012世界競争力ランキングでは31位(日本は27位)です。

電子政府とはどのようなものか(TED: Anna Piperal)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください