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マーベルの新ヒーロー映画「ブラックパンサー」

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ブラックパンサー(Black Panther)は、マーベル・スタジオが製作し、ディズニーが配給する米国のスーパーヒーロー映画です。「マーベル・コミック」の「ブラックパンサー」の実写映画化作品ですが、さまざまな話題も多い作品になっています。

先ず、マーベル初の黒人スーパーヒーロー単独作品で、監督のライアン・クーグラーはじめ、出演するチャドウィック・ボーズマンマイケル・B・ジョーダンルピタ・ニョンゴアンジェラ・バセットほか、ほぼ全員が黒人です。

Chadwick Boseman in Black Panther (2018) / IMDb

ローリング・ストーン誌は「長年、多様性は認められてこなかったが、その状況を変えるもの」などと評しています。

「ディズニーのフランチャイズとそのファンを倒せ」という団体が、大手批評サイトのロッテントマト(Rotten Tomatoes)で、「ブラックパンサー」を酷評しよう運動をFacebook上で開始。同団体は、ディズニーが批評家を操ってDCコミック映画についての悪いレビューを書かせていると主張し、その報復として観客レビューを酷評ばかりにしようと呼びかけていたものです。

ロッテントマトは「ヘイトスピーチを許容することはできないとして、彼らのコメントは迅速に削除します」と声明を発表。Facebookも同団体のページを削除して「われわれはヘイトスピーチといじめに反対で、どちらもわれわれのプラットフォームで行うことを許すことはできません」とコメントを出しました。

映画批評を単純化・数値化することへの疑問を投げかける映画人も少なくなく、マーティン・スコセッシ監督が「真剣なフィルムメイカーにとって、こうしたサイトは敵意に満ちている。ロッテントマト(腐ったトマト)という名前からして屈辱的だ」と語ったこともあります。

新ヒーローは若き国王ティ・チャラ、またの名を漆黒のヒーロー「ブラックパンサー」。2つの顔を持つ彼の使命は、祖国である超文明国家ワカンダの秘密「世界を破壊するパワーを秘めた鉱石ヴィブラニウム」を守ることです。ミステリアスな新ヒーローが躍動する、ハイスピード・アクション・エンターテイメントになっているそうです。前評判から興行収入も注目されています。

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