米民主党の全国党大会が東部フィラデルフィアで開幕し、7月25日夜には現ファースト・レディのミシェル・オバマ夫人が、大統領選の同党候補に正式指名されるヒラリー・クリントン前国務長官を支持する演説を行いました。
ミシェル夫人は、共和党候補のドナルド・トランプ氏の選挙スローガンである「Make America Great Again(米国を再び偉大な国に)」をもじり、「米国は世界で最も偉大な国」と表現しています。
「この国が偉大ではないと誰にも言わせてはならないし、再び偉大な国にする必要があるとも言わせてはならない。なぜならば、既に世界で最も偉大な国だからだ」とスピーチし、会場から喝采を浴びました。
クリントン氏が、米主要政党で初めて女性の大統領候補となることにも触れ、「クリントン氏のおかげでうちの娘たち、そして私たちの息子や娘たちはみんな、女性が米国の大統領になれるのを当たり前のことととらえている」と語っています。
Twitter上では、ミシェル夫人の演説は「一切の盗用などはせずに」、「個人名をあげずして」トランプ氏のスローガンを打ち砕いた、などといった賞賛の投稿が相次いでいます。
先週行われた共和党大会では、トランプ氏の妻メラニア夫人の演説が2008年のミシェル夫人のものと酷似しているとの盗作疑惑が持ち上がり、スピーチライターが引責辞任していました。
ここまで酷いと、みんな、あまり怒こる気がしなくなってきて、逆に、大爆笑しちゃうっていう(笑)ことで、りばてぃ♪さんが記事にしています。