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ミャンマーでレインボークレープケーキが大人気

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ミャンマー旧首都で最大の都市ヤンゴンの若者たちの間で話題になっているクレープケーキがあります。色とりどりのクレープが何層にも重なった、虹のように華やかな「レインボークレープケーキ」です。
このケーキを扱うエンジェルプーズベーカリー(Angel Phoo’s Bakery)の最大の特徴は、FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアを使用した口コミ戦略です。

Rainbow Crêpe cake / Angel Phoo's Bakery
Rainbow Crêpe cake / Facebook

オーナーのエインプープーさんは、ヤンゴンのインターナショナルスクールの学生で19歳。1年ほど前に、料理教室で習ったケーキを家で作り、Facebookに写真をアップしたのが始まりです。友人たちから好評を得たことから、次々にオリジナルのケーキを創るようになったそうです。

6月に開催されたアウンサンスーチーさんの誕生パーティー(写真はFacebook)にも、支持者が贈った彼女のケーキが登場して話題になっています。

ミャンマーの2013年インターネット普及率は僅か1.6%。2014年に海外携帯電話会社の参入が認められ、SIMカードの低価格化と時を同じくして、安価なスマートフォンも流れ込んだため、初めての携帯電話がスマートフォンという人も少なくなく、一気にモバイルインターネット国になりました。

ヤンゴンでは彼女のように、ハンドメイドの雑貨や菓子、バンコクやシンガポールなどで買い付けてきた服や靴をFacebookで売る若者が多いそうです。大盛況のFacebookショッピングですが小規模運営がほとんどです。

エインプープーさんにしても、店舗展開やホームページを通じての大々的なウェブ販売などは、現時点では考えていないということです。自宅リビングを改装したスペースと、大人気のレインボークレープケーキを Kamayut Media(YouTube)が取材しています。

通信販売についてはクレジットカードや配送の問題を抱えながらも、数年でショッピングの形態も大きく変わっているのではないでしょうか。

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