2009年4月、成田昌隆さんは46歳でハリウッドのVFX業界でプロデビュー。デジタルドメイン社で「アイアンマン3」のモデリングリードを勤めた後、同じくモデリングリードとして新しい映画に従事しています。
これまでに手がけたCMは20本、映画は11本に上るそうです。
1963年生まれの愛知県出身。85年 名古屋大学工学部を卒業後、NECに入社します。
88年、日興証券へ転職。IT部門で技術リサーチを担当します。
93年、シリコンバレー先端技術研究所開設に伴い米国赴任し、05年、所長としてニューヨーク駐在員事務所へ転勤しました。
ハリウッド映画業界で働くという自らの夢を追うため、08年7月に退職し、学校に通います。
- 証券会社からCG界へ、決意の転身実る(2010/09/26 朝日新聞/naritafamily.com)
- アイアンマン3:モデリングを担当した成田昌隆さんに聞く プレッシャーで「毎日緊張していた」(2013/05/17 mainichi.jp)
成田昌隆さんから日本の若者へ「若い人はどんどん米国に来るべきだと思います。実は思っているよりもハードルは低いと思います。私の印象としては、日本の方がこのような分野は新参者が受け入れられない状況かと思います。
米国はそのメンタリティーが根本的に異なり、今までの経験などは一切問わず、そのときに作った作品を評価するという風潮です。なので、誰にでもチャンスはあると思います。」と語ります。
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