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レスボス島のモリア難民キャンプ、彼女の夢と希望とは?

9月9日早朝、ギリシャのレスボス島にある欧州最大規模のモリア難民キャンプで大規模な火災が発生し、現地からの情報によると壊滅的な被害が出ています。難民キャンプには定員の2,200人をはるかに上回る約1万3,000人が収容されていると推定されていました。キャンプでは今週、新型コロナウイルス感染の検査で35人が陽性反応を示し、ロックダウン(都市封鎖)措置が敷かれていました。地元メディアは放火の可能性を指摘しています。

Lesbos refugee camp fire forces thousands to evacuate / Guardian News(YouTube)

レスボス島は、難民危機の最前線にあり、アフガニスタン、シリア、イラク、パキスタン、そして、西アフリカから西に移動したい男性、女性、子供たちにとって経由地でもあります。数は大幅に減少していますがガタガタのボートは、ほぼ毎日トルコから到着するそうです。難民キャンプは過密状態で、衛生状態と生活条件のために、援助グループと医者によって長い間批判されてきました。

独NGO「ミッション・ライフライン」によれば、キャンプ内では8日夜、ロックダウンに抗議するデモが起き、治安部隊が催涙ガスを使う事態となっていました。同団体の共同設立者は、劣悪な環境で暮らす難民らのストレスが極限に達し、ロックダウンをきっかけに爆発した可能性を指摘しています。

16歳のアフガニスタン出身フェレシュタ・アジミ(Fereshta Azimi)さんは、毎日午後、難民の女性たちに自信を取り戻してほしいと英語のレッスンを行っています。このアルテ・ドキュメンタリー(ARTE Documentary)は、モリア難民キャンプでの生活を通して、彼女の夢とは? 彼女の将来はどうなるのか? そして、彼女たちの不安と希望を描いています。

Greece: Moria Refugee Camp on Lesbos | ARTE Documentary(YouTube)

In the overcrowded Moria refugee camp, home to 20,000, one young Afghan woman is helping others by teaching them English.

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