ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)(ロシア語: Российско-украинский кризис 2021-2022 годо、英語: 2021-2022_Russo-Ukrainian_crisis)は、2021年3月から2022年にかけて、ロシア連邦がロシア連邦軍をウクライナ国境周辺に10万人規模で集結させたり、ウクライナ北隣のベラルーシ国内で軍事演習を行なったりして、ウクライナへの侵略が懸念されている国際的な危機です。2014年から続くドンバス戦争も紛争終結の見込みは立っていません。
- 「クリミア危機・ウクライナ東部紛争」に関するニュース(Googleニュース検索)
- ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)(Wikipedia)
- 2021–2022 Russo-Ukrainian crisis(en:Wikipedia)
2014年、ロシアはウクライナに帰属するクリミア半島の併合を宣言。ウクライナ東部のドンバス(ドネツィク州とルハーンシク州)では戦闘が続き、ウクライナはその後、親EU(欧州連合)的な政策を取り、2019年にEUと北大西洋条約機構(NATO)の加盟を目指すように憲法を改正しています。
- ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国(ウクライナ東部)
- ドンバス関連ニュースなど(Google検索)
ロシア政府は一貫して侵攻の計画はなく、軍隊の集結は演習によるもので、部隊は帰還を始めていると述べています。一方で、NATOの東方拡大などを含むロシアの要求が満たされない場合には、「軍事的措置」「軍事技術的な措置」を取るとたびたび表明しています。ロシア国営メディアはかねてからウクライナを親ナチス国家であると報道しており、またウクライナ軍によって虐殺が行われているという報道もしばしば行われています。
下記の地図は、ロシアのウクライナ侵攻の可能性のあるルート(2022年1月)を示しています。ドイツの新聞ビルト(Bild)と、米ワシントンD.C.に本部を置くシンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)によって公開された2つの異なる計画を示しています。
- 衛星写真・動画で見るロシア軍、ウクライナ国境接近の動き(2/18 日本経済新聞)
ウクライナ国境での緊張が高まる中、ロシアはウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟を禁止するよう求め続けています。BBCのサラ・レインズフォード東欧担当特派員は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、NATO加盟という野心を捨てる用意があるか尋ねました。ゼレンスキー大統領は「国民の未来」と「独立」について考えを語っています。
- NATO加盟の「野心」捨てる用意はある? ウクライナ大統領にBBC特派員が聞く(2/18 BBC News Jpan)
- 国際人道法(Wikipedia)