近年、金融やスポーツなどデータが豊富な記事や、ニュース速報など、しっかりとした事実を集め、迅速に伝える必要がある分野で、ロボット・ジャーナリストの出番が増えてきているそうです。
米ロサンゼルス・タイムズ紙や AP通信のような大手メディアでも採用されており、将来的には長文の記事にも応用されるかもしれないそうです。
ロボット・ジャーナリストの適用範囲が拡大するのは必然のように思います。
長年にわたり記者や作家など、文章を職業とした人たちに愛用されたタイプライター、その文字入力キーボードの多くが QWERTY(クウォーティー、クワーティ、クウェルティ)配列を採用しています。
この「QWERTY」のKey配列は、1882年(明治15年)に「レミントン・スタンダード・タイプ・ライターNo.2」が発売され、QWERTY配列が完成したと言われます。
一見規則性がないように見える「QWERTY」のKey配列誕生については諸説があるようです。
「技術的な限界から打鍵速度を落としてアームの衝突を防ぐために考え出された配列」や「英語の使用頻度が高い文字列の配置」、あるいは「 typewriter という単語の打鍵を披露できるようにした」など、面白い見解もありますが、いまだ謎が残っているようです(^^)
ロボットが自動生成する文章では、生硬すぎると思われるかもしれませんが、ロボットのアルゴリズムは年々精巧になってきており、硬軟を使い分けてニュアンスに富んだ文章も生み出せるようになって来ています(^^)
言語生成ソフトウエアや、人工知能が洗練の度合いを増していくに従い、人間だけにできることの領域はどんどん狭まってきていると指摘されます。
しかし、人類は農業革命や産業革命により大量生産を、情報革命により知的生産性の向上を実現しています。
これからは人だけにできる能力や才能の再評価や、新しい領域とクリエイティブなど、人の得意分野に専念して探求できるとも言えますね(^^)