今年2月14日は、世界202か国でワン・ビリオン・ライジング(one billion rising)のイベントが開催され、「ダンス」を通じた女性解放のための日でした。
演劇「ヴァギナ・モノローグ(The Vagina Monologues)」で知られる米劇作家でフェミニスト運動家のイブ・エンスラー(Eve Ensler)さんが立ち上げた運動です。
世界では女性の3人に1人がその生涯に強姦や暴力の被害に遭うといわれています。
「ワン・ビリオン・ライジング」では約10億人に上るこうした女性たちのために立ち上がり、暴力の根絶を訴えるよう10億人に呼び掛けています。
イヴ・エンスラーさんが、閉経にまつわる友人との談話をきっかけに、性生活を題材とした演劇を作り上げた経緯を話します。
そして、それが暴力防止の世界的キャンペーンや彼女自身の幸福探求につながった話を語ります。
- TED Speaker/TED Attendee: Eve Ensler(Playwright, activist)
情熱的なトークの中で、イヴ・エンスラーさんは私たちの中には女子細胞があると宣言します。私たちはそれを抑圧するように教えられてきました。 世界中で信じられないような逆境や暴力を克服した女の子たちの衝撃的な物語を語り、「女子」の驚くべき強さを明らかにします。
日本は、日本は110位/男女格差指数ランキング 2018年版(MEMORVA)などでは、とても先進国とは言えず、メディアの報道にも疑問を感じます。ニューヨーク在住のりばてぃ♪さんが、ブログに掲載しています。
YouTubeには「One Billion Rising」の動画が数多くアップされていますが、この動画は2011年に若いブータン国王夫妻が日本を訪れたことで話題になったブータンのワン・ビリオン・ライジングです。ジェツン・ペマ・ワンチュク王妃も出演しています。
- onebillionrising.org(公式サイト)