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中国の新疆ウイグル自治区はオーウェリアン(Orwellian)

新疆ウイグル自治区ウルムチ市において、197人が死亡(当局発表)した2009年ウイグル騒乱の発生から7月5日で10年を迎えます。中国政府はテロ対策を名目にイスラム教徒の少数民族ウイグル族に対する抑圧と監視を強めています。2018年8月の国連会合で、ウイグル族ら推計100万人以上が強制収容施設に送り込まれていることが報告され、国際社会の批判が強まっています。また、顔認識技術を使って自治区の住民250万人以上の個人情報と位置情報を記録していることも明らかになっています。「1984年」のオーウェリアン(Orwellian)が現実化しています。

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新疆ウイグル自治区は中国国内の監視体制の巨大な実験場と化した。最先端テクノロジーで常時監視される人々の生活をWSJ記者が取材した(英語音声、英語字幕あり)

中国当局が「訓練学校」だと説明する強制収容施設の内部に BBCが入り、施設の真の性質と生活環境を伝えます。(6/19 BBC News Japan)


A screenshot of the app on the Android home screen. / Motherboard
7月2日、中国の国境警察が旅行者のスマートフォンに無断でアプリをインストールし、個人情報を収集していると報じられました。英Guardianが、米New York Times、独Suddeutsche Zeitung、米Motherboardと共同で調査したものです。確認したのは、キルギス共和国から新疆に入る国境です。

インストールされるアプリは、蜂采(ミツバチを集める、というような意味)という名称で、端末内のメール、テキストメッセージ、連絡帳などのデータを収集、禁止のコンテンツなどもスキャンします。(左図)

Motherboardは、GitHubに Androidマルウェアのコピーを公開しています。

China’s Vanishing Muslims: Undercover In The Most Dystopian Place In The World

ジャーナリスト Isobel Yeungさんのドキュメンタリーが公開されています。有刺鉄線と高い外壁に囲まれた施設(写真)が幼稚園だと言います。全体主義的なディストピアの恐怖感を体感、目撃したと語ります。(06/29 VICE News)

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