プラスチックは、ひとたび作られると、(ほぼ)なくなることはありません。ミランダ・ワン(Miranda Wang)とジニー・ヤオ(Jeanny Yao)は、高校3年のときに新しいバクテリアを探す旅に出ます。
バンクーバーのゴミ集積所に行ってから、プラスチックを分解するバクテリアについて、ネットとデータベースを駆使して何百という科学論文を読み、調べ始めます。
プラスチックを生分解する、正確には、有害な可塑剤であるフタル酸エステル類を分解するバクテリアです。
二人が見つけた答えは、ビックリするくらい身近なところにありました。
カナダの高校生や短大レベルの学生による優れたバイオ技術研究を表彰する「サノフィ・バイオジニアス・チャレンジ・カナダ(2012 Sanofi BioGENEius Challenge Canada)」で、最も商業化の可能性が高いと評価されました。
- British Columbia, Plastic pollution-eating bacteria(SBCC)
- 16歳の女子高生にバイオ技術賞、ナノ結晶セルロースの研究で カナダ(2012/5 AFPbb)