知識とは、どのように増えていくのでしょうか?知識は、最初は1つの洞察から始まり、どんどん枝分かれしていくことがあります。
インフォグラフィックの専門家マニュエル・リマ(Manuel Lima)が追究するのは、1000年に渡るデータ・マッピングの歴史、すなわちツリー構造を使って言語から王朝に至る情報を表現してきた歴史です。
これは魅力あふれる視覚化の歴史であり、知識を表そうとする人間の衝動が垣間見えると述べています。
リマさんは「かなり長い間、人間は世界に自然な序列があると信じていました。これは「存在の大いなる連鎖」ラテン語で”Scala naturae”として知られます。トップダウン構造になっていて、普通は神を頂点に天使、貴族 ― 庶民、動物などと続きます」と語り、知識についてもツリー構造の視覚表現が当然でした。次第に Wikipediaのようなネットワーク構造に変遷してきたことを述べています。非常に面白く興味深い TED Talkです。
- Subtitles and Transcript(日本語字幕)
- TED Speaker: Manuel Lima(Data visualization researcher)
- VisualComplexity(Website)