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先生に向けた電子教材マーケットが活況

TeachersPayTeachers.com(教材売買サイト)

電子書籍・電子教科書ブームが続く米国では、「TeachersPayTeachers.com」という電子教材の売買サイトが最近メディアを騒がせています。

2006年にニューヨーク市内の教師が起ち上げたポータルサイトで、教師同士で必要な教材を探し、少額取引するサービスを提供、25万リソース(Freeは4万)を超えています。
現在、110万人のユーザーと約15,000人の教師が売買しています。

米国でも日本と同様に幼・小・中・高校の教師たちが、帰宅後のプライベート時間を使って教室で配布する小テスト答案や教材を自作しています。

昨年あたりから全米的にタブレット端末を導入する学校が登場し始め、それら教材の電子版(PDFやWord形式ファイル)のニーズが急増。最近ではEPUB版の電子教科書も登録され始めています。

米ジョージア州で幼稚園の先生をしている Deanna Jump(ディアナ·ジャンプ)さんは、過去1年半で100万ドル(約8,000万円)以上を売上げています。

彼女は、他の先生達に年間レッスンプランを販売、18,767人にフォローされています。個人ブログ(Mrs.Jump’s Class)を開設して人気の電子教材コンテンツを充実させています。

拡大する電子教材市場、サイト創設者のポール·エデルマンさんによれば、少なくとも2人は30万ドルを獲得、23人が10万ドル以上を獲得、これから10,000人の教師が収入を得ると予想しているそうです。

電子書籍や電子教科書などのコンテンツ市場、オンライン教育、教育SNSの発展など、デジタルの世界は教育分野についても、イノベーションを伴い職種を融合しながら発展しています。

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