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利用時間でデジタルがTVを上回るのは2018年(日本)

11月16日、eMarketerが日本とドイツにおける、主要メディアの利用時間の推移を発表しました。
日本の「テレビ利用時間とデジタル利用時間の推移」を見ると、2018年中にデジタル(3時間14分)がテレビ(3時間17分)を上回ると予測されています。
米国では、2013年にはデジタル利用時間がテレビ利用時間を上回っていますので日本は5年遅れです。

テレビ利用時間とデジタル利用時間の推移(日本)/ eMarketer
テレビ利用時間とデジタル利用時間の推移(日本)/ eMarketer

ドイツも発表されていますが、来年(2017年)にはデジタルがテレビを抜く予測です。

日本が2018年と遅いのは、テレビのみ視聴する時間が長い高齢者の比率が高いためと推測できます。

米国の2018年では、デジタル利用時間は6時間01分(2018年)、テレビ視聴時間が3時間55分(2018年)と予測されています。日本に比較してデジタルとテレビが共に長時間であることが分かります。単純に合計すると約10時間です(笑)

テレビ視聴時間については、米国には面白いコンテンツがあることやデマンド視聴が充実していることからと推測できます。デジタル利用時間では、日本よりなんと2時間40分も多くなる予測データです。

テレビを観ながら、ネットの利用が増加 / eMarketer
テレビを観ながらネットの利用が増加 / eMarketer

デジタル利用時間が長時間になるのは、仕事以外に紙媒体によるニュースや教養、読書、料理、教育、通販など、すべてのメディアのデジタルシフトが一層進み、ライフスタイルのあらゆる場面でデジタルが利用されると予測されています。

テレビを視聴している時間においても、ネットの利用が増加しています。2014年と2016年を比較すると、テレビを観ながらネットを利用する人が大幅に増えています。

特にお気に入りの真剣に観るテレビ番組を除いて、マルチ利用(ながら族)が当たり前になってきます(^^)

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