オス蛍は気を引くために点滅を繰り返します。メス蛍が光に反応して、交尾に至ることを願っているのです。ところが、その点滅パターンを真似する別種のメスがいます。オスをだますことでおびき寄せ、餌にしてしまうことが目的です。動物界の他のどんなところに、このような戦略が見られるでしょうか?
エルドリッジ・アダムス(Eldridge Adams)さんが、動物たちが捕食者や餌食やライバルたちを操るための、驚くほど複雑な仕組みを詳しく説明しています。
行動生物学者たちは、動物が行なう「だまし」を定義付ける3つの特徴を見つけ出しました。「相手を誤解させること」「だます側に得があること」そして「単なる偶然ではないこと」です。
カモフラージュは、だましのテクニックとしては最もありふれた例です。無毒のスカーレットキングヘビは、有毒のハーレクインサンゴヘビに似た 「赤 黄 黒」の模様を進化させました。模様が身を守る警告として有利に働くからです。アダムスさんが次々と動物のだましのテクニックを紹介します。
最後に「彼らは意思を持ってだましているのでしょうか? 科学者の多くは答えは永遠に出ないと考えているそうです。注意深く観察することで、だましのテクニックと、秘められた目を見張るほどの複雑さを知ることができます」と語ります。面白いですね(^^)
人工知能(AI)や最先端ロボット(Robot)の動きや振る舞いは、動物や植物、生物を手本として、その能力を模倣して追いかけています。最先端のイノベーションは「動物園」や「水族館」「植物園」にある時代になりました。素晴らしい動物たちの能力を学びましょう(^^)
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