古代文明の人々は、どうやって巨石を動かしてストーンヘンジやピラミッド、イースター島のモアイ像を作ったのでしょうか? TEDフェローのブランドン・クリフォード(Brandon Clifford)さんは過去の建築の秘密を明かし、こうした巧妙な手法を未来に残る建造物を作るのにどう使えるかを教えてくれます。「30年か60年の寿命を想定して建造物を設計する時代にあって、どうしたら永遠に人を楽しませるものを作れるかを知りたいのです」と、彼は言います。約4分20秒と短いですが楽しいトークです(^^)
- TED Speaker: Brandon Clifford(Ancient technology architect)
いま、私たちが建設するものが、将来、驚異的建造物だと見なされるでしょうか? ストーンヘンジやピラミッド、マチュピチュやイースター島を考えてみてください。どれも現代の建築とは大きく違っています。巨石をたくさん使って、複雑かつ一見非論理的な方法で組み立てられており、さらに、建設の過程を示すものは残っていないので神秘に包まれています。
オランダ人探検隊は、初めて島民に出会ったときラパ・ヌイ(イースター島)の人々に尋ねました。先人は一体どうやって巨像を運んだのかと。ラパ・ヌイの人々は言いました「先祖が像を動かしたのではない、像が自ら歩いたのだ」と。モアイとして知られる像は、左右に回転しながら立ったまま運ばれました。
- McKnelly Megalith(matterdesignstudio.com) 面白いパフォーマンス
最後に「30年か60年の寿命を想定して建造物を設計する時代にあって、どうしたら永遠に人を楽しませるものを作れるかを知りたいのです。」 クリフォードさんの古代建築に学ぶ面白いトークです。
- Japanese translation by Moe Shoji. Reviewed by Misaki Sato.(日本語字幕を読む)
- 古代の驚異的建造物に隠された建築の秘密 | ブランドン・クリフォード(TED)
- matterdesignstudio.com(Website)