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坂本龍馬はどこに消えたのか。

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坂本龍馬 / 近世名士写真 (国立国会図書館蔵書)

昨年(2010年)の今ごろは、NHK大河ドラマの主役でもあり、混迷する政局、閉塞する日本経済(失われた20年)もあって、多くの政治家、経済人が「坂本龍馬」を口にしていました。(特にある年代以上の人たちに・・)

「幕末のスーパースター”坂本龍馬”のような政治家を求めます。」のようなキャッチまで話題になっています。

東日本大震災という日本の命運を左右する危機的状況になっているのにも拘らず、いまは坂本龍馬の名前を口にする人はいません。どこに消えたのでしょうか。

Chikirinの日記に「そうだ、選挙、行こう」がエントリされました。読んでいて「震災後は(細かく言えば内容は違うにせよ)世界も日本も「フクシマ原発と放射能」について報道しています。」があります。同感です。

未曽有の東日本大震災、日本の政治、経済、文化活動、企業活動、そして日本人の行動についても世界中から注視されています。海外メディアはすべての行動をウォッチしているかのように、日本の不可解な部分についても報道しています。

坂本龍馬の精神は、個人個人の胸の内にあればいいのです。英雄に「あやかる」ことは下品なことです。その人の言動は、国内のみならず世界が見つめる時代になりました。

10年後の「世界の日本」をイメージしながら、東日本大震災の復興を議論したい。

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