人が幸せを感じる条件や項目は、国や文化、そして人それぞれ違います。でも普遍的な幸せもありそうです。世界的に「幸福」に関して関心が高まっています。TED Talks で「幸せ」に関して興味深い講演「幸せを感じる理由」と、「幸せと成功の意外な関係」がありました。どちらも素晴らしい日本語の字幕付講演です。
「幸せはいつもちょっと先にある-期待と妄想の心理学」の著者である Dan Gilbert(ダン・ギルバート)さんが、「期待外れが不幸を呼ぶという」という考えに異議を唱えています。
私たちの中にある「心理学的免疫システム」が、たとえ予想通りに事が運ばなくても、心からの幸せを感じさせてくれることがあるのです。人が「幸せを感じる理由」について講演しています。
- TED Speaker/TED Attendee: Dan Gilbert(Psychologist; happiness expert)
次は、Shawn Achor(ショーン・エイカー)さんの「幸福と成功の意外な関係」です。私たちは幸福になるために努力し成功しなければならないと思っていますが、逆だとしたらどうでしょう? 心理学者のショーン・エイカーは、幸福は実際に生産性や成功の可能性を押し上げるのだと言っています。
- TED Speaker: Shawn Achor(Psychologist)
GDPやGNPといった経済指標ではなく、GNH(Gross National Happiness=国民総幸福量)が注目され、日本初の47都道府県を「幸福度」という視点で調査したものが発表(2011年11月)されています。
- 大学院政策創造研究科の坂本教授研究室が「47都道府県の幸福度に関する研究成果」を発表(法政大学)
- 47都道府県幸福度ランキング(pdf 143Kb)
このブログを読んで思わずニッコリしてしまいました。小海さんと私はちょっとどこか感性が似ているところがあると思います。幸せな人は成功する・・・というのは私がずっと感じていたことです。アメリカで成功している人に何人も会いましたが、みな幸せな人なのです。成功したから幸せなのではなく、幸せなので成功しているのです。
ではその幸せはどこから来ているのか?私の観察では、その人たちは幸せな親を持ち、いい人生の指針を受けています。また可愛がって指導してくれた先生がいます。教育がどんなに大切かをつくづく思い知らされます。不幸せなので成功しなかった私がいうのですから間違いありません(といったら大げさかな???)
幸せだったらどうして成功するかというと、私の観察によると、人生の重要な選択を迫られた時、幸せな人は無意識に自信をもって選択をするから、長い目でみていい選択をするからです。それが積み重なると成功という結果に繋がるのだと思います。
いちごさん
人間が何かを決めるときって、理論的な分析とか合理性に基づく判断とか、いろいろ理性が大事なように思いがちですけど、最終的に「決断」するのは「感情」の機能らしいです(^^)
脳科学の本では、より良い判断ができる人は「感情・感受性・感じる心」が他の人よりも優れてる傾向が強く、脳の活動を見ると「理性」と「感情」の部分をバランスよく使っているようなんです。
脳がリラックスして幸せな状態なんでしょうね(^^)発展している企業や組織は「感情」を極めて重視していますね(^^)