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Mark Meth-Cohn High Five

思わず笑ってしまう2025年のコメディ野生動物写真賞を発表

12月9日、2025年の「コメディ野生動物写真賞」の大賞(総合優勝)と部門賞を発表しました。英国を拠点としたコメディ野生動物写真賞(Nikon Comedy Wildlife Photo Awards)は、思わず笑ってしまう野生動物写真を紹介すると同時に、私たちの周囲の野生動物が直面する脅威に注意を喚起するコンテストです。大賞はマーク・メス・コーン(Mark Meth-Cohn)氏の作品ハイファイブ(High Five)でした。意味は「やったね!」「すごい!」です(笑)

OVERALL WINNER

Mark Meth-Cohn High Five
High Five / Mark Meth-Cohn

2025年のニコン・コメディー野生動物写真賞の大賞「High Five」は、絶滅危惧種のマウンテンゴリラを探してヴィルンガ山地Virunga Mountains)地域で撮影した大家族の一枚です。コーン氏は、「特に若いオスの1頭は、ピルエット、宙返り、ハイキックといったアクロバティックな技を披露することに熱心でした。彼のパフォーマンスを見るのは純粋な喜びで、この写真で彼の遊び心を捉えることができてとても嬉しく思います」と述べています。

CATEGORY WINNERS

Warren Price Headlock
Headlock / Warren Price

ウォーレン・プライス(Warren Price)氏は、「これらのウミバトは、スペースが限られている小さな岩の崖の棚に巣を作っていました。ウミバトは縄張り意識が強く、巣のスペースをめぐって攻撃や争いが頻繁に起こります。私は、この困惑した表情のウミバトが、隣人のくちばしに頭をくわえられている様子を捉えました。ウミバトが私のレンズをまっすぐ見つめている様子、白いアイライナーの目がその窮状を際立たせているところが気に入りました!隣人の頭を噛みちぎりたくなる時があります・・文字通り!」(笑)

Nikon Junior Category (Under 16) Award

Grayson Bell Baptism of the Unwilling Convert
Baptism of the Unwilling Convert / Grayson Bell

13歳のグレイソン・ベル(Grayson Bell)氏は、「この写真は2023年の早春に撮影しました。オスのカエルたちが池に縄張りを築き始めようと出てきました。私はカメラを持って腹ばいになり、カエルたちを観察しながら写真を撮りました。両親に見せたところ、彼らも気に入ってくれて、私のお気に入りの一枚になりました」と語ります。また、「写真に興味を持ち始めたのは10歳の時で、好きな被写体はシマリスです。好奇心旺盛で可愛いからです。この部門で受賞できたことは本当に嬉しいです」と述べています。

Video Category Winner

Surfing heron / Tatjana Epp

「サーフィンするアオサギ」を撮影したタチアナ・エップ(Tatjana Epp)氏は、「最初、サギを見つけましたが、カバの背中に乗っていたことに気づきませんでした。周りにはワニがたくさんいたので、サギにとっては絶好の隠れ場所でした。とても賢い行動でした!カバが動き出すと、サギは少しイライラした様子でした。バランスを崩しそうになりましたが、すぐにバランスを取り戻し、本当に楽しんでいる様子は、一生に一度の光景でした!ビデオは、カバが頭を振り向くシーンで終わります。カバはサギを追い払おうとしましたが、そこに留まり、カバはついに諦めました。」と語っています(笑) 2025年3月に南アフリカのクルーガー国立公園で撮影したそうです。

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