米国の作家ルイ・アルベルト・ウレア(Luís Alberto Urrea)が、メキシコ最北部から何百年も「悪魔のハイウェイ」として恐れられたアリゾナ州の南西部、ユマとツーソンにまたがる地域を通って陸路国境を越え、南アリゾナ砂漠からアメリカ中心部に不法入国する人たちを描いた作品があります。
本のタイトルも同じ「悪魔のハイウェイ(The Devil’s Highway:2004年)」です。
ショートムービー「La Carnada」は、メキシコ国境のティフアナ (Tijuana)に住む13歳の少年が、病気に苦しむ母親のために麻薬の運び屋として、灼熱地獄の砂漠を横断して一人で国境を越えようとします。
しかし、この国境越えにはある企みが・・・。
制作したのは、ロサンゼルス在住のディレクター/写真家のジョシュ・ソスキン(Josh Soskin)さんです。Kickstarterサイト「LA CARNADA: a short film」では、そのプロットが評価され、資金を調達して上映された各映画祭で受賞しています。
- 不思議なSFショートフィルム Milk Run(ミルクラン)(Nobuyuki Kokai)Josh Soskin制作
- lacarnada.com(Website)
- The Devil’s Highway | アメリカ移住(僕のアメリカ移住スケッチBOOK)