1月26日にテニス4大大会・全豪オープン決勝戦が開かれ、大坂なおみ(Naomi Osaka)選手がチェコのペトラ・クビトバ(Petra Kvitová)選手に勝利して優勝しました。全米オープンに続いてのグランドスラム連覇です。全豪オープンも男女を通じて日本人として史上初の優勝です。大坂選手は世界ランキング4位でしたが、大会後に発表される世界ランクでは1位になり、21歳の世界女王が誕生します。プロテニスの世界で日本人の女性が世界ランキング1位となったことは、日本人の価値観やライフスタイルにも大きなインパクトがあるように思います(^^)
世界のテニス競技人口は1億1,000万人(世界4番目)と言われ、その影響はスポーツだけではなくファッション界やビジネス界に及んでおり、それは優勝賞金額(410万豪ドル/約3億500万円)の高さにも表れています。2018全米オープンの優勝賞金は380万ドル(約4億2,000万円)でした。
準々決勝で途中棄権した錦織圭選手が、ツイッターで大量の絵文字(優勝カップやいいね、国旗など)で大坂なおみさんの優勝を祝福しています(^^)
日本国内ではスポーツ界の閉鎖的体質やハラスメントなどが次々と表面化しています。変わらない、変えられない日本の古い古い体質、「大岡越前」や「水戸黄門」などの時代劇のようです。
アマチュアとは一線を画す厳しいプロスポーツの世界で、「大坂なおみ」さんがグローバルスタンダードの頂点を見せてくれたことは、日本人の内面的な「夢」や「希望」、「才能」「ライフスタイル」「差別意識」などに大きな影響があるように思います。
初めて予選を突破し本戦に出場した 2014 Bank of the West Classicで、憧れのセリーナ・ウィリアムズ選手と嬉しいインタビューを受けたときの写真です。