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Heldin

映画ナースコール(英題:Late Shift)原題 Heldin(ヒロイン/英雄)

スイス映画ナースコール(英題:Late Shift)原題 Heldin(ヒロイン/英雄)は、人員不足の病棟で揺るぎない献身をもって働く若い看護師フロリア(Leonie Benesch)に焦点を当てています。ある日、彼女の夜勤は神経をすり減らす時間との競争へと変わります。ドイツ人看護師(Madeline Calvelage)の著作に着想を得た、ペトラ・ヴォルペ(Petra Volpe)脚本・監督による、レオニー・ベネシュ主演の映画は4週連続1位に輝いたのみならず、近隣のドイツ、オーストリアでも大ヒットを記録しました。3月6日(金)全国公開です。

Heldin
Heldin / Late Shift / ナースコール / Wikipedia

この映画の企画は、自身も病院で働いた経験を持つスイスのペトラ・フォルペ(Petra Volpe)監督が、あるドイツ人看護師の著作「Unser Beruf ist nicht das Problem: Es sind die Umstände」に目を留めたことから始まっています。その本に引き込まれたフォルペ監督は、実際の病院での入念なリサーチを実施し、このうえなく濃密なスリルと臨場感がみなぎる映画を完成させました。

とある州立病院の外科病棟に出勤したフロリアは、プロ意識が強い看護師です。人手不足が常態化している職場はただでさえ手一杯だが、この日の遅番のシフトは普段以上に過酷でした。チームの一人が病気で休んだため、フロリアはもうひとりの同僚と手分けして26人の入院患者を看て、インターンの看護学生の指導もしなくてはなりません。

それでも不安や孤独を抱えた患者たちに誠実に接しようとするフロリアだったが、患者の要望やクレーム、他の病棟からひっきりなしにかかってくる電話、緊急のナースコールへの対処を迫られ、とてもひとりの手には負えない苦境に陥っていく。やがて極限の混乱の中、投薬ミスを犯して打ちひしがれたフロリアは、さらなる重大な試練に直面することに・・・。

late Shift 2026
Late Shift (German: Heldin, lit. ’Heroine’) / @Albatrosmovie

あらゆる細部のリアリティを徹底的に追求し、研ぎ澄まされスリルと、看護師フロリアと様々な事情を抱える患者たちが織りなす人間模様が一体化した映像世界を実現しました。

一人も女性看護師の視点で、病院という空間を現代社会の縮図として描き上げたフォルペ監督は、看護師という職業について「私たちの社会で最も高く評価され、尊敬されるべき職業で、彼ら/彼女たちは毎日大きな責任を背負っている。だからこそ私は、この職業を称える映画を作りたかったのです」と語っています。

最後までひとときも目が離せない社会派ヒューマンドラマでもある本作のドイツ語原題は「HELDIN(ヒロイン/英雄)」です。フォルペ監督の願いを具現化したラストシーンが呼び起こすであろう共感と余韻の深さには、誰もが心を揺さぶられずにいられません。

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