ネット通販のアマゾンが、映画投稿サイト アマゾンスタジオ(Amazon Studios)を立ち上げました。オンラインで脚本や映画を募集し、賞金や商業映画化のチャンスを提供します。
2011年1月に開催されるコンテストでは、最優秀映画賞に10万ドル(約830万円)、そして最優秀脚本賞には2本が選出され、それぞれ2万ドル(約166万円)の賞金が贈られます。コンテストは毎月開催され、その年の最後には年間最優秀映画賞に100万ドル(約8300万円)が、最優秀脚本賞には10万ドル(約830万円)が贈与されます。
さらに、米メディア大手タイム・ワーナー傘下のワーナー・ブラザーズと協力、優秀作品については映画化も計画しています。
その場合、ワーナーブラザーズが優先的に映画化の権利を有し、ワーナーが映画化を見送った場合には、ほかの制作会社が手掛けることもあり得るというものです。映画ビジネスのイノベーションとなるかも(^^)求めるものは創造力と独創性(クリエイティビティ)です。
仮に映画が月間最優秀賞・年間最優秀賞に選ばれ、映画化が決定、劇場公開され規定額の興行利益を得たとすれば、合計で170万ドル(約1億4000万円)になります(^^)
劇場映画製作に伴う多岐にわたるマネジメントを、洗練されたネットビジネスとハリウッドビジネスがサポート(配給、マーケティング、マネタイズなど)します。いいですね(^^)YouTubeや動画サイトから次々生まれるアイドル、音楽シーン、ショートムービー。ソーシャルメディアから生み出されるアイデアやヒット商品、電子書籍、ITビジネス。テレビや映画だけが例外ではないのです。
国家も企業も個人も、創造力と独創性(クリエイティビティ)が無ければ、私たちは将来成長を続けられないでしょう。
- Amazon Studios(アマゾンスタジオ公式サイト)
- アマゾンが映画投稿サイト立ち上げ、制作ビジネス参入(ロイター)
- YouTube Play Top 25(グッゲンハイム美術館)(Nobuyuki Kokai)
- クリエイティビティが無ければ、私たちは将来成長を続けられないでしょう。(Nobuyuki Kokai)