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未来都市の監視・管理社会を警告するSF名作映画

モノクロサイレント映画メトロポリス(Metropolis)は、フリッツ・ラング監督によって1926年(大正15年)に製作、1927年に公開されたドイツ映画です。製作時から100年後のディストピア未来都市を描いたこの映画は、以降多数のSF作品に多大な影響を与え、SF映画黎明期の傑作とされています。SF映画に必要な要素が全てちりばめられており「SF映画の原点にして頂点」と評価され、前年の1925年に製作された「戦艦ポチョムキン」と並んで、当時の資本主義と共産主義の対立を描いた作品でもあります。

Metropolis (1927) / IMDb

登場するアンドロイドは「映画史上最も美しいロボット」と言われ、「スター・ウォーズ」のC-3POのデザインに影響を与えています。

これらの SF名作映画が警告する超管理社会。ハイテクや AI(人工知能)の高度化を目的とした国家戦略。監視カメラであらゆる行動を監視したり、信用度により市民や企業に対する表彰や懲罰を行う「社会信用システム」の構築などは、ディストピアへの階段を登っているように感じます。

世界幸福度ランキング2018(World Happiness Report 2018)日本54位


「未来都市の監視・管理社会を警告するSF名作映画」への2件のフィードバック

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