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欧州各国がテロ追悼、ベルギー国旗ライトアップ

The Eiffel Tower is illuminated with the #Belgium national colors black, yellow and red in honor of the victims of the today's attacks at the airport and the metro station in Brussels, in Paris, Tuesday, March 22, 2016.
The Eiffel Tower is illuminated with the #Belgium national colors black, yellow and red in honor of the victims of the today’s attacks at the airport and the metro station in Brussels, in Paris, Tuesday, March 22, 2016. Explosions, at least one likely caused by a suicide bomber, rocked the Brussels airport and its subway system Tuesday, prompting a lockdown of the Belgian capital and heightened security across Europe. #APPhoto by Thibault Camus / AP Facebook

ベルギーのブリュッセル国際空港で、大きな爆発が2回あり、少なくとも14人が死亡しました。また、空港での爆発から約1時間後、欧州連合(EU)本部に近いブリュッセル市の地下鉄マルベーク駅でも爆発が起き、20人が死亡しました。負傷者は合計180人以上とみられます。

検察当局は、いずれの爆発も「テロ攻撃」で、うち空港は自爆テロと断定。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は、IS系の通信社に犯行声明を出しました。

ブリュッセルで起きた同時テロを受け、欧州各国ではベルギー国旗をライトアップして犠牲者を追悼しました。

パリのイダルゴ市長は、「犠牲者への哀悼とベルギー国民への連帯を表明する」として、エッフェル塔をベルギー国旗の「赤、黄、黒」にライトアップしました。同国旗が掲げられたパリ市役所前には市民らが集まり、哀悼の集会を開きました。
オランド大統領は、ベルギー大使館を訪問して哀悼の意を示し、記者団に「フランス各地で半旗を掲げる」と述べました。

ローマの観光名所トレビの泉では、泉の背後の宮殿にベルギー国旗が投影され、ローマ市庁舎でも国旗を映し出し、連帯を表しました。

ドイツ統一の象徴とされるベルリン中心部のブランデンブルク門も3色にライトアップされました。ベルリンのミュラー市長は、「姉妹都市のブリュッセルには強い連帯を感じている」と強調しました。

3月18日、ブリュッセルでは、パリ連続襲撃事件の主要共犯とされるサラ・アブデスラム容疑者が逮捕されたばかりです。
ISはインターネット上に掲載した声明で、「カリフ制国家の兵士」が「十字軍国家」であるベルギーに対する攻撃を実施したと述べています。

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