米カリフォルニア州のモントレー湾水族館研究所(The Monterey Bay Aquarium Research Institute: MBARI)はこのほど、深海に生息する雌のクロアンコウの姿を初めてカメラでとらえたと発表しました。
深海魚として代表的な存在のアンコウ目(300種余り)の中で、クロアンコウは英語で「Black seadevil」と呼ばれます。
大きく開けた口から牙をのぞかせる姿は、やはり不気味で悪魔(devil)を連想させますね(^^)
遠隔操作の潜水ロボットを使って海中のさまざまな深さにすむ生物を調べる探査の中で、水深 580 meters(1,900 feet)でクロアンコウに遭遇したそうです。
水族館の報道担当者は、20年余りに及ぶ探査の歴史上でも特に大きな発見になったと話しているそうです。
- www.mbari.org(Website)
- Behind the scenes – 2014(MBARI)
YouTubeの MBARI’s channelでは、頭部が透けている深海魚デメニギス(約450万アクセス)をはじめとして、不思議な深海生物を高画質の動画で公開しています。
- 珍しいアンコウの姿を初めて撮影 米水族館(CNN)
- MBARI’s channel(YouTube) 珍しい深海生物など動画一覧です(^^)
Enjoy 10 minutes of mesmerizing deep-sea animals filmed by MBARI’s remotely operated vehicles (ROVs) in the depths of Monterey Bay and beyond.