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バリー・シュワルツ「知恵の喪失」(TED: Barry Schwartz)

  • TED

スワースモア大学の心理学教授バリー・シュワルツ(Barry Schwartz)は、官僚主義を極めて、破綻の道を進む社会の特効薬として「実践知」が必要だと提唱します。

Barry Schwartz at TED 2009 / Wikipedia
Barry Schwartz at TED 2009 / Wikipedia

規則は役に立たず、良かれと思って与えるインセンティブは裏目となります。

そして、実際的で日々の糧となるような「知恵こそ世界を再建する」のだとシュワルツ氏は力強く説いています。

心理学者のバリー・シュワルツ「知恵の喪失」(TED2009)は、日本特有の「失われた20年」「大企業病」や「想定外の連発」「イノベーションができない日本」などの、「日本病」に関して示唆に富む講演ともなっています。

以下のバリー・シュワルツの講演も面白いです。

バリー・シュワルツ: 選択のパラドックスについて(TED2006)
選択の自由という西欧社会の根幹をなす教義に狙いを定めます。シュワルツの推定によると、選択は我々を更に自由にではなくより無力に、もっと幸せにではなくより不満足にしています。

バリー・シュワルツ 「実践的な知の発揮」(TED2010)
このこぢんまりとしたトークの中で、バリー・シュワルツは「いかにして人は適切な行為を行うか」という問いに向き合う。ただ単にルールに従うことと、真に賢明な選択をすることの違いを描き出すエピソードを、ケネス・シャープとの共同研究の中から紹介する。

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