浪江町(なみえまち)は、日本の福島県浜通り北部にある町です。2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災で被災。被害の一つとして発生した福島第一原子力発電所事故の影響を受けて、同月15日以降、仮役場が同県内の二本松市に設置され、多くの住民が移動・避難しています(避難民と避難所は他にも散在)。
浪江町の人口は、約2万人でおよそ1万世帯。今年4月に散在する市民にタイムリーに情報を伝えたり、市民同士がコミュニケーションを図るにはインターネットの利用は不可欠と判断し、全世帯にタブレットを配ることを決定しました。
Fumi Yamazaki(山崎富美)さんが、米政府のシステム調達と「浪江町タブレット配布事業」の新しい調達方法である Code for Namie についてブログにまとめています。Code for Japanとしても初となる今回のプロジェクトでは、本格的な自治体とのち密な連携のもと 日本版のフェローシッププログラムの模範となる事例を作り上げていきたいと考えています。
これにより、Code for Japanの「ともに考え、ともにつくる」という理念を全国に普及していくための礎となるプロジェクトになるようです。全国に拡大(Code for Japan Brigade)いいですね(^^)
- 浪江町と政府のシステム調達について(Fumi Yamazaki)
- オープンプロセスで変える調達改革(Code for Japan 代表・関治之(Hal Seki)/ スライド)
- ジェニファー・パルカ「コーディングでより良い政府を作る」(日本語字幕を読む)
- Code for America ~5年目を迎え規模拡大、国際展開が進むテック系公共サービス・プログラム(8/16、2013 市川 裕康/現代ビジネス)
- Code for Sapporo(札幌市のコミュニティ)