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福島第一原発事故の検証、米PBSドキュメンタリー

(著) 福島原発事故独立検証委員会

2011年3月の東日本大震災から1年、2012年2月28日に「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)は、独自に調査・検証をすすめていた東京電力福島原発事故について「調査・検証報告書」をまとめ発表しました。

福島第一原発の中で必死に働いた作業員の方の体験談をプロローグとして始まり、経緯をまとめた「第1部 事故・被害の経緯」、官邸の事故対応を含めた「第2部 原発事故への対応」、原子力ムラの構造に踏み込んでいく、「第3部 歴史的・構造的要因の分析」、国際協力の枠組みを検証した「第4部 グローバル・コンテクスト」。
民間事故調(一般財団法人日本再建イニシアティブ)の「真実、独立、世界」をモットーとする独自の視点からまとめられた報告書です。

福島原発事故の検証は、国内だけではなく国際社会に対する重大な責務です。ぜひ読みたいと思います。

未曾有の事故から1年を控え、欧米でも福島第一原発の事故の検証がさまざまなメディアで報じられています。アメリカのテレビ局 PBS のドキュメンタリー「Frontline: Inside Japan’s Nuclear Meltdown」が放送されました。

先月、2月28日に放映されたものですが、ネットで無料で閲覧が可能です。英語のみの放送ですが、欧米のメディアが「福島原発事故」をどのように検証しているのか、ぜひ観たいと思います。

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