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第17回世界CEO意識調査 日本分析版(PwC)

図表10:ビジネスに影響を与える世界的なトレンド / PwC
図表10:ビジネスに影響を与える世界的なトレンド / PwC

世界159カ国に18万人のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルサービスファームであるプライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers)が、4月8日に「第17回世界CEO意識調査」を発表しています。
興味深い調査は、2013年9月~12月初旬に、世界68カ国の主要企業の最高経営責任者(CEO)1,344人、日本企業のCEO 127人を対象に実施したものです。

世界的に起こっている事象(メガトレンド)のうち、ビジネスに大きな影響を与えるものとして、世界全体では「技術進歩」(81%)を重視するCEOが最も多かったのに対して、日本のCEOは「世界的な経済力のシフト」が75%と最も高い結果となり、技術進歩への取組み姿勢に落差(消極的)があります。

図表12:組織を整備して将来に適応する / PwC
図表12:組織を整備して将来に適応する / PwC

さらに、こうした世界的トレンドを企業の成長に取り込むための戦略として、世界全体では、62%のCEOが「技術投資」に関して、また59%のCEOが「人材戦略」に関して「変化のための計画を実現する具体策を持っている」もしくは「進行中または完了した」としています。

対して日本のCEOは、それぞれ44%、42%にとどまっています。技術進歩やイノベーションに対する「技術投資(IT投資)」や「人材戦略」に対する認識が低く、世界全体のCEOとの乖離が目立ちます。詳細は下記レポートをご覧下さい。

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