1月5日、ドイツの自動車大手ダイムラーは、米ラスベガスで開幕する CES2015で、自動運転のコンセプトカー「メルセデス・ベンツ F 015」を発表しました。
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ディーター・ツェッチェ(Dieter Zetsche)(CEO)氏は、「技術だけに注目していては、自動運転がわれわれの社会をいかに変えるのかを理解しているとは言えない」と指摘しています。
「この車は単なる移動手段としての役割を超越しており、究極的には「動く居住空間」となるだろう」と述べています。
室内空間にラウンジのようなシートを4座席配置し、完全な自動運転モード時には面と向かって会話ができるようシートを回転させられるようにしています。
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外部ネットワークとの接続のために、室内に6面のデジタルディスプレーを設置しています。
身振りや目の動き、手で触れることによって操作ができるようになっています。
仕事も遊びも何でもできる「動く近未来空間」です。
いまのリムジンを人工知能ロボットが運転する無人運転版とも言えますが、近未来では自動車を再定義する必要がありますね(^^)
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- 独ダイムラー、「動く居住空間」コンセプトの自動運転車を発表(ロイター通信)